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管理栄養士の活動

『三重中央からご招待!世界スイーツの旅』を開催
 当院では、飲食を伴う教室を毎年行っていましたが、ここ数年はコロナ禍にて院内全てにおいて中止しておりました。3年ぶりに栄養士主催の飲食を伴う糖尿病教室を令和4年11月28日(月)に開催することができました。
 コロナ感染症の影響で海外旅行に行くことができず、やりきれない思いを感じている方も多いと思い、今回のテーマは、「世界スイーツ」に焦点を当てることにしました。題して『三重中央からご招待!世界スイーツの旅』。会場には国旗を飾りつけ、海外スイーツの紹介と低カロリーへの工夫を学びながら、海外旅行気分を味わっていただく企画としました。
 提供するスイーツは、「40kcal」と「80kcal」以内のものを患者さん自身に1種類ずつ選んでいただくバイキング形式とし、各カロリーのスイーツを3種類ずつ計6種類準備しました。さらに内科系診療部長から“映えるスイーツ”というリクエストをいただいたため、完成までの道のりは険しくなるばかりでした。思っていた以上に栄養価計算や試作に難渋し、カロリーが収まらない…、似たようなスイーツの被り、膨らまない…、味や食感が悪い…、映えからは程遠い…など解決しなくてはならない課題が山積みとなりました。試行錯誤を重ねて完成したスイーツを喜んでいただけるかと不安でいっぱいでしたが、当日は患者さんから多くの嬉しい声をいただくことができました。私は教室を担当するのは初めてでしたが、室長を始め先輩方の力をお借りしながら、無事やり遂げることができました。教室終了後は肩の荷が降りたこともあり、どっと疲れを感じましたが、貴重な経験が得られ今後の業務での自信となりました。
 しかし、課題も残りました。コロナ禍前の飲食を伴う教室では40人前後の参加人数でしたが、今回は13人程でした。患者さん達は集団での喫食にはまだまだ不安があるのだと、コロナ感染症の影響の大きさを痛感しました。コロナ禍において、イベント形式での開催数の減少は多くの施設で悩まれていることと思います。徐々に緩和の兆しが見えていますが、今まで以上に実施方法や内容を見直す必要があると思いました。当院でも多くのイベントが中止している中で、今回の飲食を伴う糖尿病教室が先立った開催となり、令和5年度も開催予定です。今後は、患者さんに衛生面で不安を感じさせない取り組みとして、参加人数の制限や会場内の詳しい情報の事前提供を行い、安心して参加していただけるように万全な体制で開催したいと思います。