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管理栄養士の活動

デイケア栄養講座について
 当院は、一般病床100床(神経難病・重心)、精神病床172床(一般精神・認知症・医療観察法)、計272病床の精神科一般を中心に診療をおこなっている施設です。専門外来として、認知症外来、睡眠外来なども設置しており、専門性の高い治療を提供しております。
 栄養管理室では、長期入院生活において飽きない献立作りやバイキング形式での食事提供など、さまざまな取り組みを行っております。今回は、その一つであるデイケアでの活動を紹介させていただきます。
 デイケアでは、プログラムの一環として不定期で栄養講座を行っております。患者様から栄養について知りたい、健康的な食事が知りたいなどとの多くの声をいただいており、人気プログラムとなっているようです。直近の講座では、バランスの良い食事についての講義を行いました。自身の適正体重と現在の食事内容を把握していただき、適切な食事量や食事のバランスについてお話しさせていただきました。講義後には、多くの質問や感想をいただき、栄養や食事についてより関心を持っていただけたと感じております。
 また、毎年11月に、敷地内の畑で育てているさつま芋を収穫する収穫祭というイベントが行われています。病棟では、収穫したさつま芋を使用したデザートを提供しており、患者様の楽しみの1つとなっております。そして、デイケアでは、収穫したさつま芋を使って患者様にデザートを作っていただく調理実習を行っております。準備から片付けまで患者様に行っていただくことで、調理の大変さ、そして自分たちで育てた食材で食事作る楽しさを体験していただき、調理に興味を持っていただけるように取り組んでおります。昨年度は、いも餅を調理し、とても好評でした。
 今後も、栄養と食事について様々な取り組みを行っていき、患者様の治療と健康へ貢献できればと思っています。