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国立病院栄養研究学会

栄養士の活動

栄養士の活動~NHO 千葉東病院~
≪はじめに≫
 千葉東病院は医療法許可病床数463床、診療部門3部17診療科。臨床研究センター3部15研究室を有する急性期および慢性期病院です。腎臓疾患に関する高度で先駆的な医療を行うと同時に医療関係者に対する教育研修、医療情報の発信などを含め、高度専門医療施設としての役割を果たしています。また、神経・筋疾患、呼吸器疾患、重症心身障害、エイズなどの専門的医療を行っています。そして、患者様の目線に立った懇切丁寧な医療に積極的に取り組んでいます。管理栄養士は病気の治療に貢献する食事を提供しています。

≪慢性腎臓病食の試食会≫
 慢性腎臓病の食事療法は基本的に減塩の必要性があります。また、多くの患者様に認識されています。そして、皆さん入院中は減塩の病院食に慣れられます。しかし、日常の食生活では減塩食を続けることは容易ではありません。家庭料理では次第に味付けが濃くなる。煮物料理が多くなる。塩蔵加工品の利用が多くなる。食事量(おかず)が多くなる。外食する機会が増えて、選んだり、残したりといった調整が困難になる。このような事から塩分摂取量が増えてしまう方が多いのが現状です。その中で、外来患者様への新たなサポートとして【慢性腎臓病食の試食会】を開催しております。

≪試食会の内容≫
 当院の職員約30名(医師、看護師、管理栄養士、臨床工学技士、事務員)により年1回開催しています。前回は9月1日(日)に開催しました。病院のホームページに掲載し、参加者を募集しています。患者様の参加人数は80名、参加費は無料です。試食会の食事は職員が調理しました。市販の減塩食品を使用し普通食品と比較して味付けの違いを体験してもらいました。腎臓内科医師及び管理栄養士による講演「減塩食の必要性・塩分制限について」や減塩食についてのクイズ、質問コーナー、参加賞もあり、とても楽しい会となりました。医療スタッフと多くの患者様が情報を交換する機会ともなりました。

≪おわりに≫
 今回の試食会を実施して参加者にアンケート調査を行いました。結果は下記となりました。今後も試食会を通じて患者様の減塩食に対する意識を高め、継続してもらえるように管理栄養士もサポートして行きたいと思います。
1.減塩食の味は日頃の食事と比べていかがでしたか?
 ①濃く感じた9% ②同じく感じた35% ③薄く感じた47% ④無回答9%
2.参加した目的は?
 ①試食してみたかった31% ②講演を聞きたかった44%
 ③他参加者とのコミニュケーション20% ④その他3%
3.参加してみての感想は?
 ①良い81% ②普通47% ③悪い0%



                             NHO千葉東病院 森田 茂行