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国立病院栄養研究学会

栄養士の活動

一人でも多く知っていただきたい慢性腎臓病
 当院には、熱意のある腎臓専門医がおり、別府市と連携して隔月程度、地区の公民館で市民の皆さんへ慢性腎臓病についてお話をしたり、年に1回市の大ホールで「慢性腎臓病予防市民公開講座」を実施しており、我々管理栄養士も同行し、予防医学を推進しています。
 慢性腎臓病療養の目的としては透析導入の防止もありますが、実は心臓病や脳卒中などの病気を引き起こさないようにしてもらうこともあります。「腎臓病で心臓病、脳卒中?」と思われる方もおられるかもしれませんが、心腎連関症候群という病態が存在し、腎臓が弱ると心臓も弱る⇔心臓が弱ると腎臓も弱るというものです。このような背景を皆さんに知っていただくことで、日々の生活、食事の重要性を改めて実感していただいています。
 時折、入院して来られた患者さんとお話をした際に「腎臓のこと全然知らなかったです。医師よりもうすぐ透析をしないといけないと言われました。透析は絶対したくない!」と驚き、嘆きの声を聞くことがあります。このような声を聞く度に、もっと早く慢性腎臓病について知っていただけていればと心が痛くなります。このような声が一つでもなくなるように今後も市民講座等を通して、腎臓を守るために、いかに日々の生活、食事が重要であるかを伝えていきたいと思います。今後も、皆さんの健康に貢献出来るように日々精進して参ります。