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国立病院栄養研究学会

栄養士の活動

薬から食事へ -当院栄養管理室の取り組み-
 生活習慣病の診療において、チーム医療の重要性がどんどん増してきており、栄養のスペシャリストである管理栄養士は、チーム医療のコアメンバーとして活躍しています。糖尿病チームでは年4回の糖尿病教室、年7回の生活習慣病教室の運営・開催に携わり、講義やグループワークでのファシリテーターを通して食事面から患者さんの糖尿病療養生活をサポートしています。糖尿病教室では、手作り低カロリースイーツを提供し、患者さんや職員からも好評を得ています。生活習慣病教室は、当院で診療を受けられている方で1年間通して全ての生活習慣病教室に参加できる方を対象に、各医療専門職種持ちまわりの講義と当院調理師による‘美味しくてヘルシーな食事’を提供し、継続可能な食事療法を実体験してもらっています。
【糖尿病教室】


【生活習慣病教室】


 がん、NASHや慢性腎臓病患者への栄養介入や学会発表にも力をいれており、データをまとめることで日常業務の問題点がみえ、記録用紙の様式改訂を行い、情報収集や栄養介入がスムーズに行えるようになりました。また、病院全体の問題点にも気付くことができ、病院収益増のきっかけにもなっています。
 2017年に愛媛県肝炎医療コーディネーターの資格を取得し、それまで以上に肝疾患患者の栄養介入を行う機会が増え、厚生労働省の班会議で「肝疾患診療・研究への栄養管理室からのアプローチ」を発表する機会を得ました。それ以来毎年発表させて頂いており、肝疾患診療における管理栄養士の重要性が全国から注目されてきています。

平成30年度第2回国立病院機構共同臨床研究 第2回厚生労働行政推進調査事業費補助金合同班会議(2019.12.22)

 2017年3月より年2回地域連携フォーラムとして病院近隣の医師を含む医療関係者を対象に、管理栄養士が生活習慣病の食事療法に関連する教育講演を行っています。著名な先生の特別講演もあり、自身の知識レベル向上ができ、最新の情報を取り入れた栄養指導ができるようになりました。参加された先生方からも好評を得ており、当院の定例行事になっています。また、県外医師会への招聘講演も積極的に行っています。
 食の重要性が注目されている今日、管理栄養士の活躍の場が拡がっています。
時代の流れに対応できる、病院・地域で必要とされる管理栄養士として活躍していきたいと考えています。