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国立病院栄養研究学会

栄養士の活動

当院の今年度の取り組み~そして、未来へ~

 北海道がんセンターは、道内唯一のがん専門病院、都道府県がん診療拠点病院として、がん対策を総合的に推進し、道民が心身ともに健康で心豊かな生活を送ることのできる社会の実現に寄与することを目的として、がん予防や早期発見、がん医療の充実など、各種がん対策施策に取り組んでいます。また、新たにがん患者や家族への支援、がん患者の就労支援への対策などに取り組み、「生活習慣病も同時に診療できるがんセンター」として立つ位置を定めています。
 栄養管理室も疾病治療の一環として、医療安全対策の充実を図り、安全で美味しく、治療を乗り越えるための食事を提供するために、日々努力をしています。今年度の栄養管理室の取り組みは『いろいろな食品をバランス良く食べて、生活習慣を改善することはがん予防になり、治療を乗り越えるための強い力に繋がっていく』ことをたくさんの人に伝えることです。
 入院中の患者さんには、治療を乗り越えるために摂取量を増やし、QOL向上のために少しでも家にいる雰囲気を感じて頂きたいということで毎週提供しているカレーライスは、さらに味に磨きをかけ種類を増やしています。その他、人気のオムライス・ハヤシライス・カレーうどん・焼きそば・ミートスパゲティー・豚丼なども、より美味しく、喫食率を上げるように熱が入った献立会議を続けました。その結果、生まれたメニューが「手作りかにクリームコロッケ」です。このメニューもどんどん美味しくなっていくことでしょう。
【人気メニュー】

 さらに今年度は、調理師と受講した研修会がヒントになり、病院で焼く「焼きたてパン」に挑戦しました。一番おいしい状況で食べて頂き、パン屋で買った雰囲気を出すために幾度かの試作を行い、食器の代わりに「焼きたてパン」と焼き印を付けた窓付きの紙袋を用意しました。クロワッサンと全粒ソフトパンは大好評で、毎回100%に近い喫食率になっています。パンに便乗してコーンスープ・ハンバーグ・サラダの喫食率も上がっています。
【焼きたてパン】

 治療が終わり、退院される患者さんの病態に合わせて、糖尿病・脂質異常症・高血圧・消化器手術後の他に、患者自身で自己管理が出来るようになるための援助と、QOL向上のために「がん予防・再発予防に役立つ食事」の栄養相談も行っています。食事のバランスがわかる「バランスランチョンマット」は手作りパンフレットの中でも人気です。
【バランスランチョンマット】        【栄養相談パンフレット】

 その他、年に一度全病棟にて開催される、癒しの1日「デザートの日」の手作りデザートや、毎年9月の北海道がん制圧・がん検診受信促進月間に行っている地域の住民を対象にした「がんと闘う医療フェスタ」では、栄養管理室として「食べることを楽しむ」をモットーに、スタッフが着ぐるみを着たり、明るい飾り付けを行い、立ち寄りやすく、楽しい雰囲気作りを心掛け、「病院食試食コーナー・食事に関しての講演、栄養相談や食事に関するクイズ式ゲーム」などを行っています。
 これからも様々な試行錯誤を重ね、いろいろなことに挑戦していきたいと考えています。
【デザートの日】

【がんと闘う医療フェスタ】