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国立病院栄養研究学会

栄養士の活動

メタボ外来のやせるレシピ発刊による自宅で簡単でできる食事療法の提案~誰でもできる食事作り~
【はじめに】
 京都医療センターは、病床数600床39診療科を標榜している高度総合医療施設として京都伏見の地で医療活動を行っております。国から内分泌・代謝性疾患の高度専門医療施設、成育医療の基幹医療施設、がん・循環器・感覚器・腎疾患の専門医療施設に指定されており、エイズ診療、国際医療協力の機能も付与されています。また京都府から三次救急医療施設の指定を受けている3施設のうちの1つであり、地域がん診療連携拠点病院に指定されています。また特殊外来も約30開設し、その中の1つでありますメタボリック症候群外来(以下メタボ外来)患者用事業の取り組みについて紹介します。

【メニュー提供からレシピ本発刊への取り組み】
 当センターでは、2007年から院内レストランに当センター栄養士がメタボリック症候群外来向けとしてメタボ対策ランチが開始となりました。季節ごとに新しいメニューを展開していき、30程度のメニューとなりましたので、患者さんが自宅でも簡単にできるメニューの提供ということで、過去のレシピ厳選集と置き換えレシピ集として2014年2月に出版し、さらに2016年2月に第二版として、お弁当と作り置きレシピ集を出版しました。
【経緯】
 国立循環器病研究センターが、『かるしおレシピ』として出版され、大盛況であったことや当センター浅原内分泌代謝高血圧研究部長の強い後押しがありました。
 当時国立循環器病研究センターの村井室長にお願いし、出版のノウハウと出版社編集長を紹介して頂き、大池副室長(当時)、山地栄養士(当時)の尽力で第一版をまた上ノ町副室長(現在)の尽力で出版することができました。その陰で当院には福井調理師長という絶対的リーダーが在職しておりますことを申し添えます。
 現在、メタボ外来の栄養食事指導件数は増加しており、そのツールとしてレシピ本を活用しております。レシピ本でも一部紹介しております減量の成果もみられ、高度肥満者の減量ツールの作成も手がけております。収益も当センターに約700万円あったことからまわりも少し関心を持って頂いているようで、今後も保有財産を最大限活用し管理栄養士の活躍の場を広げていくことを模索したいと考えております。