トップページ …→ 栄養士の活動 …→ 当院における選択メニュー食の取り組みについてく

文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

会員専用サイト
国立病院栄養研究学会

栄養士の活動

当院における選択メニュー食の取り組みについて

 当院は、平成25年5月に旧善通寺病院と旧香川小児病院が統合し、「四国こどもとおとなの医療センター」として開院しました。「私たちはあたたかい心と思いやりを持っていつもみなさまと共にあゆみます」を病院理念に掲げ、高度で専門的な医療を行っております。病床数は、一般病床667床(重心215床含む)、精神(児童)22床、計689床からなる地域の中核を成す病院として成り立っています。
 栄養管理室では、旧病院の特性を活かし、普通食はもちろん産科食や重心食、各治療食にも力を入れています。中でもフードサービス向上のために新病院になって始めた、タブレットPCを用いた選択食は患者様からも好評です。当院での選択食は、アレルギーや嗜好、また形態調節、塩分制限等を行っている食種を除くおよそ20種類を対象に、2~3種類から選択できるようになっています。聞き取り方法としては、病棟コンシェルジュが一日2回患者様のベットサイドへ訪問し、タブレットPCを用いて患者様の食べたいものをその場で聞き取ります。選択の種類として、朝食は和食か洋食の2種類から、昼・夕食分は一般食3種類(A・B・C)、特別食2種類(A・B)から選択できるようになっています。複数の料理提供や食数変動に柔軟に対応できるよう、チルド食品を導入しています。食種によって料理の写真を一緒に掲載し、視覚的に患者様にとって選択しやすいように工夫をしています。特に人気のメニューは麺類や丼物となっています。
 実際に選択食をしている患者様からは、「朝食を和食と洋食で選択できていいと思います」「どのようなものが食べられるのかが具体的に分かるので食事の楽しみがより大きく感じられます」等のお声をいただいております。また、「メニューの変化があるとよい」「バリエーションを増やしてほしい」などのご意見もあり、季節感のある料理や行事食などにも取り組んでいます。
 今後は、患者様よりいただいたご意見を参考に、より良い患者サービスの向上に繋がるように栄養管理室一同頑張っていきたいと思います。



                      国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター 西原 由姫